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出願に必要な書類

出願書類 出願における失敗例

注意!出願における失敗例

大学留学の手続きにおける失敗談をご紹介します。日本では起こりえない事も海外では起こりえます。自分の身に降り掛からないよう注意しましょう。

州立、マンモス校には要注意?! 積極性と自主性を持たないと、入学までたどり着けないことも!

高校3年生の1月、希望していた大学に無事出願を済ませ、後は結果を待つのみとなった。入学基準の条件は全てクリアしているし、合格は確実…。と悠長に構えて、はや5ヶ月。高校を卒業して、周りの友人は日本で大学生活を満喫し始めているのに、自分はまだ進路が確定していない! 焦った僕は、大学に何度もEメールを送って状況を確認するが、全く返信がない。 仕方なく夜中に起きて、国際電話でアメリカの大学に直接連絡をするが、自動音声対応になっていて誰も出てくれない! とにかくホームページ上に掲載されてる電話番号に片っ端から電話をかけて、事情を説明。入学管理部に繋いでもらった。しかし、たらい回しにされた挙げ句、10分間保留音楽が流れてぷつりと切れた。留学自体に不安を感じ、結局、留学計画が台無しになってしまった。

大きな大学では電話で問い合わせをしても直接繋いでくれず、はじめは自動音声で対応することは普通。電話が繋がってもたらい回しになることも良く聞くパターンです。また残念ながら、送られてくるはずの結果が届かないことも、アメリカの大学にはまれに起こります。日本のように体制が整っていない大学もあるので、学生の積極性や交渉能力が出願時に問われる場合もあります。不安な場合は、高校の先生や留学エージェントに頼りましょう。


大学から届いた合格通知。受け取ったら全部チェックして!

日本の大学進学と留学を迷っていましたが、受験に失敗してしまい、もう一つの選択肢であるアメリカの大学に留学することに。すでに3月末に近づき、急いで学校選びから出願の手続きに移り、なんとか6月には合格通知が届いて、8月からアメリカの大学生になれることになりました! 大学から、合格通知と一緒に「Admission Packet」と呼ばれる郵送物が届き、大学のパンフレットなどを見て舞い上がっていましたが、英字で細かく書かれている書類の確認を後回しにしてしまいました。 そしてビザ申請の際、I-20に記載されている自分の名前のスペルが異なり、大使館から連絡が。慌てて大学に連絡し、新しいI-20の発行をお願いしましたが、結局、8月入学には間に合わず、1学期遅らせる羽目になってしまいました。

合格通知が届くとそれだけで安心してしまう学生が多いのですが、落ち着いて、I-20に記載されている自分の名前、スペル、希望の専攻名、留学期間など細かくきちんとチェックしておきましょう。間違いがあると、学生ビザの発給ができなくなります。またI-20のみならず、大学入学に必要な書類、日本で行っておくべきこと(大学寮の申請、健康診断など)も記載されています。見落としがないようにしておいて下さい。


合格したはずの大学への留学準備をしていたら自動的に「辞退」扱いになっていた!

高校を卒業する前に出願も済ませ、合格通知をもらっていた私。手続きも無事に済ませてアメリカに到着すると、大学から「あなた入学辞退しているでしょ?入学はできません。」と信じられない言葉が! よくよく話を聞いてみると、その大学では、合格後、入学の意志がある学生は、設定された期日までに学費の1部(デポジット)を納入することが義務付けられていたのです! 支払いがない学生は自動的に辞退扱いとなるそうで、大学の厳しい規定により、今学期の入学が認められませんでした。

通常アメリカの大学は、日本と異なり、授業料は学期が開始してから支払うことになっています。しかし一部の大学では、合格した学生が入学の意志を表明するために、前金(デポジット)として数百ドル支払い、そのデポジットは学費の1部として扱われる場合があります。規定は大学によってさまざまなので、確認漏れがないか、事前にしっかりチェックしておくことが大事です。大学の規定は非常に厳しく、例外措置を認めてくれない場合がほとんどです。留学生だからといって特別扱いはされませんので、くれぐれもご注意を。





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